〜アフリカとは何か〜





 今回の旅のスタート地点はアフリカです。そこで、スムーズに旅行記に入るためにも、まずアフリカというものについてここで簡単に説明したいと思います。
 まあそうは言っても、普段テレビや映画などでアフリカのことを目にする機会というのは決して少なくなく、「なんとなくアフリカってこんな感じ」というイメージは結構みなさんも持っていることと思います。
 ただ、映像に頼っているだけでは誤った情報も多く、また、さらに一歩踏み込んだ知識となるとなかなか普通の日本人にとっては学ぶチャンスがないのではないでしょうか。
 そのため、もしかしたらアフリカがどこにあるのかわからなかったり、そもそもアフリカが地名であるということすらも知らない人がいるかもしれません。
 おそらくみなさんの中にも、「アフリカアフリカと人はよく言うけれど、そもそも何を指してアフリカと言うの?」という方や、「アフリカと姫乃樹リカってどう違うの?」「アフリカってもみ洗いしても色落ちしない?」「アフリカと一緒に飲むなら赤ワイン?白ワイン?」「あのミポリンが今じゃお母さんだなんてねえ?」なんていう方もいるかもしれません。
 そんなアフリカの誤解を解くには、やはり実際アフリカを知るしかないでしょう。
 今回僕がアフリカを旅して最も思ったことは、「アフリカも日本もあんまり変わんないなあ」ということです。
 そうです。アフリカに対して何か未開で野蛮なイメージを持つ人がいるかもしれませんが、結局人間が住むところ、日本とアフリカにそう極端な違いなんて無いのです。
 実際以下に紹介する写真を見たら、僕がアフリカだと言われなければみなさんは「これって日本の風景じゃないの?」と思ってしまうかもしれません。それほどまでにアフリカは近代化しているのです。
 ただし、日本と同じような景色の中にもやはり少しの違いというものはあるもので、写真からはわからないその違いについては、今回僕がいくつかコメントとして述べさせていただこうと思います。
 それでは早速見ていくことにしましょう。


 まず、駅前の風景。
 駅のあるところには人が集まります。そして人が集まるところには店が建ち、商店街ができます。駅前には路上駐車などいくつかのトラブルはつきものですが、ともかく駅の周辺、駅前商店街というのは町で一番活気があるところ、という言い方ができるのではないでしょうか。








↓日本とあまり変わらないアフリカの駅前商店街













日本の駅前商店街と少し違うところ

・商店が無い

・路上駐車の持ち主が現れそうもない

・ヌビア砂漠だ











 次に、若者の行動について見てみましょう。
 日本では若者の素行というのは常に問題にされてきました。最近ではチーマーやギャングなどというわけのわからない物が登場していますが、中でも昔から長い間問題となっているものに暴走族があります。彼らは騒音を撒き散らすばかりか、注意した大人を武器を持って取り囲んで脅したりします。これは日本だけがかかえる問題ではありません。








↓アフリカで武器を持った族に囲まれ泣きそうになっている少年














日本の族と少し違うところ

・実際に猛獣と戦っているため、根性が半端じゃない

・いくつになっても卒業しない

マサイ族だ













 最後に、町に住む動物について紹介します。
 アフリカというと、ゾウやキリン、ヘビなど日本にいないような特殊な動物を思い浮かべる人が多いかもしれません。やはりそれも偏見で、実際によく見る動物は、日本と同じく犬や猫がほとんどです。日本では都会でも田舎でもどこに行ってもノラネコがうろついています。ノラといっても動物はかわいいもので、近所の子供がじゃれあって遊んだり、餌付けをするおかげでなかなかいなくならないものです。そして、やはりアフリカにも同じようにノラネコがいます。









↓アフリカのかわいいノラネコ














日本のノラネコと少し違うところ

・ちょっとデカイ

・鳴き声が「ニャー」ではなく「ガオー」だ

餌付けをしようとしたら下手したらエサは自分自身だ






















どうですか?みなさん。
おそらくこれでアフリカというものは
日本とあまり変わらない場所なんだなということがわかっていただけたでしょう(号泣)。





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