THE EXTRA FIGHT

〜特別レポート2:本当にそれはいたのか〜



おかしい。たしかにあの写真に写っていたのはである。
紛れもなくである。十中八九である。
しかしそんなことが本当にあり得るのだろうか?
あの写真を撮ったのは、ニューデリー駅前のメインバザールだった。駅の入り口を出てすぐ正面に伸びるメインロードである。インドの首都であるニューデリー、その名前を冠したニューデリー駅の目の前の道路。日本でいえば東京駅前の八重洲通りに相当する道だ。
この牛は繋がれておらず、自由に動き回っている。どうみても飼い主はいない。
つまりノラ牛ということになる。
一国の政治・経済の中心地である首都のメインロードにノラ牛がうろついている。こんな馬鹿げた話を私はやまだかつて聞いたことがない(そのセリフも長いこと聞いたことがない)。

わかった。
これは、なにかの間違いだな?
はっきりいって普通街なかに野良牛なんているわけがない。
おそらくこの日だけどっかから逃げ出したか、ニューデリーに観光客を呼ぶためにあえて牛を放して名物にしているかどちらかだろう。牛なんか名物にする程のものでもないと思うんだが。
当然インドでも他の町はもっと普通の風景だと思われる。いくらなんでも複数の都市にノラ牛がいるなんてことは絶対にありえない。まあノラ犬くらいはいるかもしれないが。
では確認のため今回実際に訪問した他の都市の風景を見てみよう。







デリー










アーグラ










バラナシ









ジャイプル































インド万歳。































あ、この牛ニュースでみたことある。















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