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神様
みつるが賽銭箱のまえで願をかけている。
みつる:「神様、どうかかわいい彼女が出来ますように。お願いします」
神様が登場。
神様:「こんにちは」
みつる:「え?あ、こんにちは」
神様:「神様だけど」
みつる:「は?何言ってるんですか?」
神様:「今お願いしただろ。俺に」
みつる:「え?あんた神様なの?全然それっぽくないんだけど」
神様:「なんだお前疑うのか?」
みつる:「うん、なんか証拠を見せてもらわないとねー」
神様:「失礼なやつだなー。まあしょうがない」神様がスプーンをとりだす。
神様:「いいか、このスプーンをよく見てろよ」
みつる:「おっ、それは結構凄いんじゃないの!」神様がスプーンに力をこめる。
神様:「どうだ、わかるか?」
みつる:「え?」
神様:「見えないのか?しょーがないなー」近づく。
神様:「ほら、よーく見ろ。ここに神様って書いてあるだろ!」
みつる:「名前かよ!そんなの誰だって書けるだろ!」
神様:「お前そんなこと言うなら願い聞いてやらんぞ」
みつる:「あ、すいません。神様、僕彼女が欲しいんですけど」
神様:「おまえなー、神様にも出来ることと出来ないことがあるんだぞ」
みつる:「そうですか・・」
神様:「じゃあかなえてやろう」
みつる:「できるんすか!」
神様:「じゃあこれに必要事項記入して、ポストに投函して」本屋のお見合いはがきをだす。
みつる:「それ本買ったときについてくるやつじゃん!それ別にあんたに頼まなくても自分で書けるよ!」
神様:「もっとまともな願いはないのか?」
みつる:「うーん、じゃあ来年受験なんで、希望校に合格させて欲しいんですけど」
神様:「そうしたら、おまえの学力を試させてもらうぞ。あんまり無理な願いは聞けないからな」
みつる:「わかりました」
神様:「じゃあまず英語の問題。りんごはapple。本はbook。では情報電算機通信制御機構・・」
みつる:「わかんねーよ!!何でりんごからいきなり情報なんとかになるんだよ!難しすぎるよ!」
神様:「第二問、ナクヨうぐいす平安京。イイクニつくろう鎌倉幕府。では、イヤイヤはじめた、といえば?」
みつる:「1818?なんだっけ、うーん」
神様:「ブー。答えは、イヤイヤ始めた神様の仕事も、今ではすっかり・・・」
みつる:「うるさいよ!!わかるかそんなもん!そんなの学力と関係ねーだろ!」
神様:「わかった。じゃあ次は首都を当てる問題な。それならいいだろ」
みつる:「まーそれならね」
神様:「では問題です。アメリカの首都はニューヨーク。ソ連の首都はロシア。では・・・」
みつる:「まちがってる!!その時点で間違ってるよ!!神様でしょ!頼むよ、ほんとに!」
神様:「でもな、受験なんて合格人数が決まってるんだからちょっと無理があるぞ。他のないの?他の」
みつる:「他?じゃあお金欲しい!金持ちにして!」
神様:「そうか、わかった。じゃあまずこのスターターキットを購入して。それで友達をセミナーにつれてきて、友達が入会したら20%。さらにまたその友達が入会したら・・・」
みつる:「そーいうのじゃなくて!!神様だったらそんな変な仕事させるなよ!あんた本当に神様?何にも出来ないじゃん!」
神様:「お前なー、さっきから文句ばっか言って、そんなことしてると天罰が当たるぞ!」
みつる:「へっ、どうせ天罰なんかあてる力もないんだろ」
神様:「なんだと!もう許さん!覚悟しろよ」額に手を当てて念じる。
みつる:「どうせ何もおこんねーよ」
神様:「かーーっ」おもいっきりビンタ。
みつる:「いてー!」
神様:「どーだ!」
みつる:「どーだじゃねー!てめー、ただ殴ってるだけじゃねーか!!いいかげんにしろよ!」
神様:「わかったわかった。そんな怒るなって。しょうがないからひとつ願いをかなえてあげよう。言ってみろ」
みつる:「さっきから何個も言ってるだろ!じゃあ最初のかなえてくれ!彼女が欲しいの!」
神様:「よし!わかった。いまは神様もハイテクの時代だからな。」小さい機械のようなものを取り出す。
神様:「さあ、これを持って、近くに同じのを持った人がいるとセンサーが反応するんだ」
みつる:「へー凄い・・・ってこれラブゲッティーじゃねーか!!こんなん今時だれももってねーよ!!」ピピピ
みつる:「あれ?反応してる」
神様がもうひとつラブゲッティ−を取り出し、
神様:「一緒にカラオケでもどう?」
みつる:「だと思ったよ!!もういいよ!」
二人:「どうも、ありがとうございましたー」
終
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