〜中国文化の謎〜 成都を発って、高速バスで東へ向かう。当面の目的地は香港である。これから数々の都市を経由し東南へ進み、香港へ渡り香港ディズニーランドで遊ぶのだ。本物のディズニーランドだぞ。例の有名なニセモノの方じゃないぞ。高校の文化祭でもボツになりそうな完成度のミッキーやドナルドになぜかドラえもんやキティちゃんのハリボテも混じっている、「ここは夢の国なんだから、肌の色や貧富の差や著作権なんか関係ないのさ!」と訴えている北京の安っぽいニセテーマパークの方じゃないぞ。だいたい、そっちのテーマパークは何がテーマだか全然わからんから。キャラクターも世界観も全然統一されてないし。もしかして中国らしさを前面に出した、「海賊版」をテーマにしたテーマパークなんじゃあるまいな?? だいたい、ミッキーとドラえもんを一緒のところに入れちゃダメだろう。仮にもミッキーはマウスなんだから。きっとドラえもん、ミッキーを見て発狂してポケットからレーザー銃とか地球破壊爆弾とか出すぜ?? 危なくてたまったもんじゃない。まあ幸いここには普通の猫のキティちゃんもいるので、ドラえもんが出勤する前にキティちゃんにミッキーマウスを食ってもらえばいいのか。やだなあそんな酷い遊園地……。 しかしまだまだ香港は遠い。これから広大な中国をほぼ横断することになり、道のりは果てしなく長いのだ。長いといえばアニメ「トムとジェリー」の最後に流れる次回の予告は、とても予告編とは思えず「あれっ、これは予告と間違えて本編を放送しちゃっているんじゃないのかな??」と幼心に心配してしまうくらいの妙な長さがあったが、香港までの道のりの長さとトムとジェリーの予告編の長さは全く別次元の問題であり比べられるものではない。なめんなよっっ!!! 高速道路を突っ走り5時間で着いたのは、中国政府の直轄市・重慶だ。さあジュウケイといえば日本でもおなじみ、羅将カイオウやヒョウに魔道の拳を伝授した北斗琉拳の伝承者ですよね。修羅の国はこのジュウケイがいなければ誕生していなかったことを考えると、彼は登場人物の中でもかなり罪深い存在だと言えるね。なめんなよっっ!!! ヴァジュラ!!! ちなみに、この重慶行きのバスの中で、デジカメを盗まれた。オレはいつもカメラを布製のカメラケースに入れて腰のベルトに付けているのだが、バスの中で居眠りしてしまい、重慶で降りて気付いた時にはカメラケースがカラになっていたというわけさ。過去に旅先で遭った犯罪はジンバブエの盗難とタンザニアのひったくりであり、久しぶりの犯罪被害はやはりこれもアフリカ大陸以来であった。ヴァジュラっっ(号泣)!!! オレは次の日からショックで体調を崩した。目眩とだるさと吐き気……。疲労に加えてカメラを失った精神的喪失感のせいだろう。とにかく何をおいても旅にカメラは必需品だ。浜松の愛玩動物ムクが、ゴム製の鉄アレイのような両側の丸い部分を押すとピーピー鳴るおもちゃが無くなったら毎日が楽しくなくなるのと同じで、写真で思い出を残せなかったら旅の楽しみが激減してしまう。おそらくムクも鉄アレイのおもちゃをオレに取られたら、ショックで寝込んでしまうと思われる。今度ためしてみようっと。 その目眩とだるさと吐き気とだるさと目眩とだるさと吐き気に耐えながら重慶の監獄のような招待所で滞在を伸ばし、念の為バスターミナルでデジカメが落とし物として届いていないか訊ねても0.05秒で「メイヨー!!」と叫ばれ(調べもせずによお……)、タクシーで公安に行ってなんとか盗難証明書を書いてもらい、バスで街の方に行き薬局で薬を買ってその後にデパートで新しいカメラを購入。あっさりしてるのね……。 まあ重慶なんて日本製品もそこら中のデパートの店先に並んでいる大都市だから。ジンバブエの盗難の時みたいに、警察の指示を受けて犯人を占ってもらうために猛獣に注意しながら予言者がいる遺跡を訪ねて、ばあさんに憑依した精霊と問答を交わすなんてアホみたいなイベントはこなさないで済むのだ。ああ思い出すのもバカバカしい。 復活したIXY30で撮った動画。芸を終えた子供がすごく苦しそうな表情をするのが心に刺さる。チクッ(たいして刺さってない) さて、ここから先は今までと同じようにバスで移動することも出来るが、なんといっても重慶には世界で3番目の長さを誇る大河が流れている。それこそが!!! 長江だ。長江といっても、イモ欽トリオの長江健次とは関係ない。この先の長江は3つの大きな峡谷の間を通っており、そしてそれを船で通過する「三峡下り」というツアーが重慶からは頻繁に出ている。よってオレもツアーこそ参加しないが、重慶の朝天門という港から夜行フェリーに乗り込み、途中下船し三国志遺跡などの観光もしながら長江を下ることにした。 一般観光客の乗る豪華フェリーは快適だろうが、オレの船はあくまでも中国人が純粋に移動のために使う定期船だ。客室は薄暗く狭く暑く汗臭く、あくまでなんとなく、なんとなくであるがアウトローでいかがわしい雰囲気が感じられてならない。 船の中 だいたい、ツアー用の豪華フェリーとこの船を比べたら、船自体の建設費と乗客の資産を全て合計した時価評価額は2000倍は違うと思われる。もしこの船と観光客の乗ったフェリーが同時に水難被害で沈み始め、時間的に両方を助ける余裕は無い! 残念だがどちらかは犠牲にするしかない! という状況になっても、人の命の重さに差なんて無いとはいえ、それでも海猿は一切迷わずに豪華フェリーの方を助けるであろう。 まあオレの場合は他の人民の方々と違いいくらか金は持っているので、「どかんかい貴様らっ!! その浮き輪はワシのもんじゃっ!!! 貴様ら金が欲しいんじゃろっ!! こんなもんいくらでもくれてやるがなっっ!! ほれ、拾えっ! 拾わんかいっ!!!」と100元札をバラ撒きながらひとつしかない浮き輪を奪い取り、さらに群がって来る他の乗客を次々に蹴り落とすことだろう。そして救助されたはいいがすぐに人民法院に引っぱり出されて、即日死刑判決を受け磔にされ、水死者の遺族から石を投げられて「いたいいたい(号泣)!」と泣き叫びながら息絶えることだろう。 僕が死んだら、僕のエロ本やエロ動画などのエロ財産はどうか去年まで働いていた派遣先の若い女性たちに均等に分けてあげて下さい(死んでまでセクハラをする男)。 バスでなら5時間で到着する次の町まで、地元の方々と一緒に船で下ったら23時間かかった。しかも夜行のため景色は全く見えず、夜行移動で寝られないオレは夜に寝られなかったため朝方明るくなると同時に力つきて寝てしまい、目が覚めた時にはまた夜になっており景色は全く見られなかった。う〜む。とんだ誤算だ。 重慶を出た翌日の夜に到着したのは雲陽の町である。港近くの格安の招待所にチェックインすると、企業による大量の派遣切りなど一切恐れないオレは(だってもともと無職だから)、夕食にしようと餃子屋さんを見つけて堂々と入場した。やはり独身男たるもの餃子一人前だけで満足するはずはなく、ここは一緒にラーメンも頼まなければなるまい。 「すいませ〜ん! 餃子となんとか麺をくださ〜い!! チンケイウォーチャオツーアンドナントカメン!!」 「餃子と麺?」 「そうです。その通りです!!」 「どちらかにしな」 「えっ?」 「両方じゃなくて、餃子か麺かどちらかにしな」 「いや、僕はどっちも食べたいんですけど」 「でも、片方にしておきな」 「しておきません。餃子と麺を下さい」 「にいちゃん、餃子だけか、麺だけかにしろって」 「…………」 え〜いなんだこの店員は!! 客のオレが両方欲しいと言っているのに、面倒くさいからどちらか片方だけ頼めだとっ!! 何だその怠慢は!!! 育ち盛りの独身男が餃子だけ、もしくはラーメンだけで満足すると思ってるのか? ……あんた、わかってないよ。もしオレが餃子1人前だけを食べてそれだけで帰ろうとしたらどんな恐ろしいことが起こるか、あんたは全然わかってないんだよ。ちょっと想像力を働かせてみろよ。こんな月もない不気味な夜にオレが餃子1人前だけで店を出たら、いったいどうなると思う?? 腹が減るだろうがっっ!!!! 月とか別に関係ないけどそれだけじゃお腹が空くんだっっ!!!! 独身男性はそれだけでは腹八分目にもなりゃしないんだ!!!! ……たしかに、独身男に食べ物を与えたくないあんたの気持ちもわかるよ。独身ということはつまり子孫を残していないということだ。年下のいとこはみんな家庭を持っているし、オレの父親だって今のオレの年齢の時には既にオレが産まれていた。地球の歴史は生命の歴史であるのに、子孫を残していないオレのような人間には、あんたの言う通り餃子を食べる資格なんてないのかもしれない。ましてや独身のうえにネクラでモテないときているのだから、今後も子供を作って人類に貢献する可能性はほとんどないだろう。こんなチンケな男がラーメンと餃子を両方食べようなんて、そんな虫のいい話は許せないというあなたの怒りもわかる。……でも、よく考えてほしい。オレは別に、好きで独身でいるわけじゃないんだよっっっ!!!! モテたくないからモテないわけでも無いんだっ!!!! モテたいのにモテないんだよっっ(号泣)!!!! いいか、決してモテない独身男は社会に不必要な存在じゃない! モテない男が大勢いるからこそモテる人間がちゃんとモテて、彼らがちゃんと結婚して子孫を残せるんだ!!!! もし世の中にモテる男ばかりだったらどうなると思う?? そうなったら今モテてる奴も大してモテなくなるだろうがっっ!!!! オレたちはモテないでいることによってモテる人間のモテ具合に貢献しているんだよっ!!!! 「わかりましたか店員さん? そういうわけです。『モテない人間は去れ』というあなたの考えは一見正しく感じられますがわずかに大局を見通せておらず、ほころびがあるのです。画竜点睛を欠いているのです」 「わかったよ。じゃあ餃子と面な」 「やっとわかってくれましたか。ありがとう。世界のモテない男を代表して、礼を言います」 「はいお待ちー! 餃子となんとか面ー!」 餃子多過ぎるだろっっ!!!!!! こんなに食えるかテメーッッ(号泣)!!!!! 先に麺を片付けてから50個ぐらい出てきた餃子を必死で食ったが、30個ほどを残して力尽きた(涙)。 中国では餃子はおかずではなく主食で、それだけをバクバクたくさん食べるものらしい。餃子か麺か、どっちか片方だけにしておけばよかった……。 はいそんなわけで宿に戻って来ましたよ〜。 話変わってとりあえず2日分の汗を流そうとオレは共同シャワールームへ向かった。ドアを開けるとまずは広い脱衣場があり、奥からは水の流れる音と話し声が聞こえる。ほほう。安宿なのになかなか広々としていいじゃないか。早速オレは1枚1枚衣を脱ぎ捨て産まれたままの姿になると、しずしずと照れながらしかし大胆に全裸の人民が待つシャワー室へ進んだ。 おおっ……。 するとそのだだっ広く薄暗いコンクリートに囲まれた空間では、天井からひとつだけ中央にぶらさがったシャワーというよりただの蛇口からボタボタとお湯が流れ、そのお湯を2人のたくましい裸体のおじさんが交互に浴びて体を洗っていた。 なんじゃいこりゃ……。なんでこんなに広いシャワールームに蛇口がひとつだけなんだ……。で、オレはどうすればいいんだよ。2人が出るまで待ってなきゃいけないのか?? 「おお、おまえ新入りか! さあ入れ。浴びていいぞ!」 「そ、そうですか。それじゃお言葉に甘えて失礼します……」 オレに気付いたおじさん2人は、一時的に蛇口から離れるとオレをお湯の下に招き入れてくれた。たくましく隆々とした筋肉を持つ2人の全裸(全身裸体)に囲まれ、頭を洗うオレ。 「おおいちょっと一人で占領しすぎじゃないか? 髪を濡らしてシャンプーをつけたらいったん外に出てオレたちに譲るもんだ。ほら、次の順番まで頭を洗いながら待て」 「あっ、失礼しました。まだこの仕組みに慣れてないものですからつい……」 「いいっていいって。……よっしゃ、次はおめー入れや。そろそろ股間を洗うだろう?」 「おうよ。じゃあ邪魔するぜ」 「…………」 良くわからないが、学校の教室くらいありそうなだだっ広いシャワールームで、なぜかオレたち全裸の3人は中央にこぢんまりと集い、たったひとつのしかも一直線にしか出て来ない湯を囲んで入れ替わり立ち代わりローテーションを組んで浴びている。 …………。なんなんだこの間抜けな光景は。 これは一見たった3人のローテーションであり、入れ替わりの作業の難易度は低いと思いがちだが、決して気を緩めてはならない。仮にダイヤの乱れが生じ、全裸の二人が同時に一歩進んで湯を浴びようとしてしまったら、その裸体接触事故の被害は計り知れないものになる。うまくそこで自制し冷静な自分に戻れればよいが、もしも興奮のうねりに翻弄されるようなことになってしまったら、人生からの脱線事故へ繋がりかねない。 …………。 ねえ。 シャワールームを広くするならさあ、シャワー自体の数も増やそうよ。どうしてもシャワーの蛇口をひとつだけにしたいなら、シャワールームを狭くして一人用にしてくれ。こんな中国人のおっさんと楽しむ全裸マイムマイムみたいなイベントは、いくら変態とはいえ残念ながらオレの趣味じゃない。 まあとにかく、気持ちの上では全くスッキリしないが体はスッキリした。 この招待所の部屋にはやたら小さい虫が沢山飛んだり這ったりしていて、ひと晩寝てみると、翌朝ベッドの上にはオレの下敷きで粉々になった緑や茶色の虫の残骸がそこかしこにシミを残していた(号泣)。 さて、翌朝7時、チェックアウトを前にオレは今度は共同トイレの洗面台で歯を磨いていた。共同であるが、ここのトイレは安宿としては珍しい個室である。やっぱり、トイレは個室だよね。人間、壁もドアもあって、初めて落ち着いて用が足せるもんだよねっ。今オレがいる洗面台の後ろには男用と女用の個室がひとつずつ並んでおり、鏡ごしに後ろの様子が見える。男用の個室はドアが閉まっているので、おそらく使用中なのだろう。 なんだかここで歯磨きしてもキレイなのか汚いのか良くわからないため、早く終わらせようと昔ハドソンから発売された「シュウォッチ」で鍛えた連射技術を使い上の歯と下の歯を1秒間に16往復するターボ歯磨きを発動していると、おじさん宿泊客が一人洗面所に入って来た。そして、鏡越しに見ているとそのおじさんは突然ノックもせずに男用個室のドアをガバッと開けた。ところがもちろん中には先客がおり、オレは中でズボンを下ろしてふんばっている別のおじさんと鏡越しでバッチリ目が合った。 おおおおいっっっっっっっっっ!!!!!!! な、なんという決定的瞬間。オレは見てはいけないものを見てしまった……。というか、ここの個室は鍵がないのか? それとも先客のおじさんが鍵をかけ忘れたのだろうか?? どちらにしろ、これは完全なるハプニングである。開けられた方もショックだろうが、開けちゃった方のおじさんも困るだろうな……。こんなに気まずいことはないぜ。そしてその場面をモロに目撃したオレもものすごく気まずいぜ(涙)。しかも汚い……(号泣)。いやだ、こんなところで歯を磨くのはイヤだ〜〜〜〜っ(泣)。この歯ブラシももう使いたくない〜〜〜っっ!!! ということで、しかしドアを開けた方のおじさんが中の人に必死で謝るところも見てみたいな、なかなか中国人が謝罪する場面は珍しいからな、とそのまま展開に注目していると、おじさんは特に謝るでも逃げるでもなく、そのまま先客おっさんのいる個室の中に入ってドアを閉めた。 オレは、歯を磨く手が止まり目が点になった(当たり前だ)。 ちょっと待てええっっっ!!!!!!!! なんだっ!! いったいどういうことだっ!!! これから何がこの個室で繰り広げられようというんだっ!!!!! み、見知らぬ2人のおじさんが朝っぱらから、ひとつのトイレの個室の中で…………片方は既に下半身を丸出しにしているのに……。 い、いかん。逃げよう。ここでモタモタしていたら、もう一度ドアが開いてオレも中に連れ込まれるかもしれない。そうしたらひとつのトイレの個室で3人の男が……下半身を丸出しにして……、いやああああ〜〜〜っっっ(号泣)!!!!!! 「歯磨き王子」と呼ばれるオレではあるが、とりあえずここはすぐに自分の部屋に戻った。心を落ち着けよう。中国に翻弄されて自分を見失ってはダメだ。忘れるんだ。さっき見たことは忘れるんだ。そして、今あの個室で何が起こっているかも考えてはいかん。決して想像してはいかん。そうでないと……、自分がやられるぞっ!!! そして気を紛らわせ荷作りなどをし過ぎること30分。よ、よし、そろそろいいだろう。なんだかんだいって気になるからな。ちょ、ちょっと様子を見に行ってみるか……。 オレは、再び共同トイレに向かった。他のお客さんも来るところなんだし、きっと彼らはさっさと済ませてるはずだよ。30分もあればプレイには十分なはずだよ。もういなくなっているさ。今頃2人は部屋に移動しているはずさ。 覗いてみると、やはり個室のドアは開いており人の姿は無かった。ああよかった……。ということで安心したオレは、よせばいいのに恐る恐る歩を進め、首をひょっこりのぞかせて男用個室の中の様子を伺ってみた。 すると…… 個室の中に、便器が2つ。 なんということだああああっっっ!!!!! そ、そういうことだったのかっっ!! これは、ツインの個室だったのだ!!! そうだ、個室の中には便器はひとつしかないというのは頭が堅いオレの思い込み、ホテルの部屋にシングルとツインがあるように、トイレの個室にもツインがあって当たり前なんだ!!! いつからオレはそういう柔軟な発想が出来なくなってしまったんだろう!!! 子供の頃から多湖輝著「頭の体操」シリーズを読んで柔らかい頭を保っているつもりだったのに!!!!! そうか……。あの時おじさんは、使用中の個室に進入して排便プレイをしようとしているわけではなかったんだ。ただ、隣に並んで自分も用を足そうとしていただけだったんだ。…………深い。中国4000年の歴史は、オレなどのちっぽけな常識ではとうてい及びもつかないほど深い。 ……しかしオレは、このトイレを設計した人間にどうしてもひとことだけ言いたい。 いったい、 なんのための個室なんだよっ!!!!!! おまえら……、アホだろ(号泣)? 今日の一冊は、特攻の島1 |