THE EXTRA FIGHT

〜特別レポート1:世界の首都〜



首都:その国の中央政府が置かれている都市。政治的機能を中心とするが、経済的・文化的中心となることが多い。(講談社「日本語大辞典」より)

今私は日本の首都である東京に住んでいる。国際金融・情報センターとして重要な役割を担う都市。
首都とは、その国を代表する街である。旅行者はどこへ行ったとしてもその国の首都を必ず訪れるだろう。私は常々それぞれの国の文化、建築様式の違いに興味を持っていた。世界には実にいろいろな街がある。
今回ふと思い立ち、世界各国の首都の風景を比べてみることにした。それぞれの国にはいろいろな特徴を持った街があるが、首都の機能、風景はおそらくどの国をとってみても同じようなものだと思う。ほとんどの首都は政治・経済両面でその国の中心にあるため、清潔な町並みに高層ビルが立ち並び、整然とした道路を多くの車が行き交うという光景は国が違っても共通のものであると思われる。そうでなければ首都機能は成り立たない。
ただ、そうして各国の風景がどうしても似てしまう首都という場所だからこそ、国によるわずかな違いを発見した時にとても興味深く見ることができるのではないだろうか。

それでは、私が実際に訪れたことのある各国の首都の景色を比べてみよう。





東京



立ち並ぶビル群、整備された道路、清潔な町並みはまさしく首都の中の首都である。東京は今や日本だけでなく、世界の経済の中心にいるといっても過言ではないだろう。








ワシントンDC



東京と比べ緑が目立つ。条例で規制されているため高層ビルこそ少ないものの、近代的な建造物が区画ごとに立ち並んでいる。やはりキレイに整備された広い道路には、乗用車やバスの姿が見られる。








ニューデリー



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もう一度見てみよう。







少しうっかりしていた。
日本とアメリカの後にインドを持ち出したら、多少の文化の差を感じてしまうのは当然である。
私としたことが比べる対象をあまり考えていなかったようだ。申し訳ない。
次は同じアジアの都市で比べてみることにする。
今度はタイの首都バンコク、そしてマレーシアの首都クアラルンプールと比べてみることにしよう。






バンコク



アジアのイメージを覆すような近代化、都市としての発達ぶりには驚きを隠せない。もはやこの景色だけでは東京との見分けがつかない程である。








クアラルンプール



マレーシアといえば熱帯であり密林のイメージが強いが、その首都は意外な程近代化されている。世界一高いビル・ペトロナスタワーがあるのもここクアラルンプールだ。熱帯の植物と近代都市とのコントラストが絶妙である。








ニューデリー



精悍な顔つき、2本のツノ、額のハエにも動じないその姿はまさしく牛の中の牛である。その存在を全く気にしない周囲ののん気なインド人とのコントラストは絶妙である。












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時差ボケかな。
幻が見えるみたい。







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